竹林国語塾(ちくりん国語塾)
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個別指導の竹林国語塾

学習指針


 入試問題を解くには作者との対話だけでなく出題者との対話ができることが大切です。
ここに書いてあるから答はこうなると解説されてわかったつもりになっても国語の力はつきません。出題者が作成した設問に対応する本文の該当箇所がそこに書いてあると論理的に探せるようにならなければなりません。そのための近道は出題者の問題の作り方を学ぶことです。
 また、
国語学習で大切なことはバランスです。学習相談で親御様にこうしてくださいと申し上げるとそればかりなさる方が多いのに気付きましたので、このことは強調しておかなければなりません。小学生の場合、六年生の十月までは必ず毎日次の全ての項目をやるようにして下さい。大学受験は小学生と読み方・解き方は変わりませんが(それゆえ小学生の国語学習はそのまま大学受験対策になります)、教養の勉強(内容のパターン認識)の割合が増えます。簡単に説明を加えておきます。

T本文の読み方

 黙読と音読の両方をバランスよく行う必要があります。使う脳が違うと思います。

@     黙読による速読の練習。一息で本文を読み切る能力を養う。それによって全体構造をとらえる能力を身につけるように訓練しましょう。どのパターンの文章なのか、読みながら気付くことができるように訓練しましょう。パズルを解く楽しみを持って下さい。字面ではなく論理を読む能力を養いましょう。将来一番役立つ能力です。できれば全体構造を意識した要旨を書くのを習慣化してください。

A    音読による日本語能力の向上。声に出して本文を読むことで、日本語のリズムや、文構造をつかむ練習をしましょう。助詞を強調して読むことで、主語・述語・修飾語、つまり係り受けを意識した読みをしてみましょう。また接続語を強調して読むことで、二つの文の関係を意識して読むようにして下さい。最近高校生・浪人生が英語や古典のまともな日本語訳を書けない、数学の文章題の日本語が読めないという嘆きを先生達からよく聞きます。私は小学生の時の音読の訓練が足りないからだと思っています。音読しながら、文構造をつかむ訓練をすれば、作文能力の基礎が身につきますし、傍線部の解釈問題にも活きてきます。


U設問の解き方

@  何を書けば答えたと言えるのか、すなわち何を本文中から探すのかを設問パターン毎に原理を理解した上で覚える。そしてその内容を本文から探せるようにする(選択肢の問題でも同じです)

A   二語関係を意識する。詳しくは授業でお話し致しますが、該当箇所が探せても(本文が読めていても)この考え方がわからないと選択肢の問題で二つ迷っていつも違う方を選んでしまうことになります。この作業は@の作業をした上で設問に対応する本文の該当箇所の言葉と、選択肢や記述題の解答の言葉との関係を見ます。この考え方は数学以外の他の教科でも同じです。この部分で小学校以来誤った思考をしているため本文が読めているのに点数をとれない高校生・浪人生は山ほどいます。@とAの両方ができないと得点は安定しません。


V教養

@  正解の選択肢のフレーズや記述題の解答で必要なものを覚える。小学生にとっては本文の内容は初めての精神世界であることも多いのではないかと思います。本文の主題を表現したものや比喩的表現を普通の表現に直しているもの、具体例を抽象表現でまとめているもの等使えると思ったものはストックしていかなければなりません。それが表現力にもなっていきます。表現力はうちからわいてくるものではなく、真似るところから始まります。真似ているうちに、自分の表現になっていくものです。

A  本文の内容理解の結果を確認する。

B  本文に出てきたわからない単語やイディオムを覚える。

C  漢字。高校生の答案を採点していて気付くことがあります。漢字ができている生徒は読解もできているのに対し、漢字ができていない生徒は読解もできていない、ということです。おもしろい程漢字の出来と読解の出来には相関関係が認められます。ましてや小学生では、漢字の力=国語力といっていいと思います。また、センター試験の漢字はいかに小学生の時の脳の作り方が大切かを教えてくれます。別に書ける必要がないにもかかわらず、東海高校出身の浪人生はセンターの漢字ができない場合が多い。漢字が出来ない生徒が浪人するのかなと思うくらいです。聞き取り調査をしてみたところ、小学生の時から高校生の時までずっと目の前の漢字テストに追われ、その漢字が読める、書けるという勉強をひたすら続けてきたということがわかりました。デジタルに覚えることのみしてきたのです。アナログ的な覚え方をしないとたとえ中学入試は成功したとしても大学入試で失敗します。漢字を勉強するときには、音と意味が結びついた脳を作らなければなりません。一つの漢字を勉強するときには、まず訓読み(意味)から確認し、次にその漢字を使った典型的な二字熟語を声に出しつつ、その二字熟語の意味とその漢字の音が頭で繋がるようにしましょう。そうすることでその漢字の意味と音が結びついた脳ができてきます。高校生になってからではこの作業は難しいと思います。小学生の時にそういう頭を作っていれば高校生になっても可能なのでしょうが、実際有名な高校の出身者でも驚くほど出来ない生徒は出来ないのです。また例文の中でその二字熟語の使い方・意味を覚えるようにすると、より語彙力はアップします。

D 語彙。大学入試の現代文におけるポピュラーなネタですが、言葉がなければ、思考できません。言葉=思考なのです。したがって、大雑把な言葉しか知らなければ大雑把な思考しかできません。細やかな言葉を知っていれば、細やかな思考が可能になります。いかに語彙力が大切かお分かりになると思います。灘中学の一日目のテストは語彙力のテストですが、是非ともご覧になって頂きたいと思います。この対策をしている小学生としていない小学生では思考の内容が違ってくるのだろうなということが実感できると思います。小学生のころに覚えた言葉は忘れません。毎日語彙の問題集もこなして覚えていくようにしましょう。

E  読書。お子様が興味の持てる本であれば、何でもいいと思います。おもしろいと感じられる本であるならば、夢中で速くよむことができます。この「速さ」が小学生には大切です。おもしろくない本ばかり読まされていると遅くしか読めなくなります。推薦図書を読ませたいのが親心ですが、ここもやはりバランスが大切です。おもしろいと感じる心は何よりも能力を向上させます。






学習方法

 
小学生においてはお子様と親御様が同時に授業を受けて頂き、ご一緒に授業内容をご家庭でお子様としっかり復習して頂きます。その上でその定着を図るべく、竹林国語塾指定教材を使って親御様にお子様の勉強の管理をして頂きます。

 国語の学習は教材の良し悪しももちろん関係ありますが、むしろ
どのように意識してやるかが問題です。その秘伝のノウハウの伝授をいたします。疑問点が生じたらすぐ質問するようにして下さい。

 
お子様と親御様と私の三者で家庭学習の充実を図り、能力・実力の向上を目指します。授業を聞いているだけでは力はつきません。お子様自身がいかに自分で考えるかです。ただ、考えるといっても考え方の枠組みがなければ考えようがありません。その枠組みを私が与え、それがお子様に定着するように親御様がサポートする、それが望ましいあり方です。

 
中学生以上では、自分で文章を読み、考える方法を徹底して指導します。それに沿って、自習教材をこなしていってもらいます。わからないところはすぐ電話等で質問してください。



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